理論や理屈では解決できない課題を
クリエイティブの力で突破しよう。
佐藤可士和 Kashiwa Sato クリエイティブディレクター、アートディレクター / 日本
会議のテーマ「VISUALOGUE-情報の美 (VISUALOGUE: quality of information)」から、何をイメージされますか?

スピード感。

あなたの活動における最近のテーマ、あるいは最近のあなたの中にある「問い」は何ですか?

日本。

今回の会議に対し、どのような期待をお持ちですか?または、どのような成果がもたらされることを期待しますか?

リアルな日本を海外に分かってもらうと同時に、リアルな海外を感じたい。

会議に参加するデザインを学ぶ学生や若いデザイナーへのメッセージ

食事をするのを忘れるほど、眠るのを忘れるほど、はまれるものを見つけてください。何でもいい、デザインでも、スポーツでも、音楽でも。

クライアントに対し、これまでどのようなパートナーシップをとられてきました か?また/あるいは、今後どのような関係を築きたいとお考えですか?

組織の力や存在を越えて、個人と個人として向き合い、共にひとつのプロジェクトを作り上げていく関係。また単に業界内だけにとどまらず、社会におけるそのプロジェクトの意義も話し合っていけるような関係を築いていきたい。

地域/文化的衝突、世界的な不況など課題の多い現代社会に対し、デザイナーはどのように貢献できるとお考えですか?

こんな時代だからこそ、理論や理屈では解決できない課題をクリエイティブの力で突破しよう。

これからの社会におけるデザイナーという職能の意義と可能性をどのようにお考えですか? 可能性は無限にある。現在、解決できずに困っている問題に対して、デザインの力でその答えを見つけていきたい。